男性靴と女性靴はなぜ違うのか
- シューズボックス
- 2022年7月27日
- 読了時間: 2分
生物学的には足の構造に男女の違いはありません。
しかし、男性と女性では履いている靴のデザインは大きく違います。
これはナゼなんでしょうか?
履物に男女の区別が出来たのは、16世紀かららしいです。
当時は、背の高い女性が美しいとされていたようなのです。
女性は、木とコルクで作った分厚い底の靴を履くことで、背を高く見せていたようです。
それに合わせてロングスカートの丈も長くなっていったようですね。
現在でも定期的に、厚底靴のブームってやってきていますからね。
とにかくそんな靴ではまともに歩けないので、男性が腕を貸して女性をエスコートするという習慣が生まれました。
でも女性は、自分で望んで歩くことが困難な靴を履いたのでしょうか?
そもそも、女性は男性の所有物であるという思想が根底にあり、所有物である女性が勝手に歩き回ることを防ぐという目的があったのです。
中国では、足の小さい女性が良いという理由で、幼少の頃から小さい靴で足を成長させない「纏足」という文化がありました。
これもまったく同じ理由で、女性の行動を制限するのが目的だったのです。
そして17世紀の宮廷ファッションから、ハイヒールが一気に広まったようです。
現在でも女性はハイヒールの靴を好みます。
ハイヒールという靴を否定はしません。
ただ、どこでもヒール靴を履くのは違うと思うのです。

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