靴底は革か?ゴムか?
- シューズボックス
- 2022年7月16日
- 読了時間: 2分
お値段がお高い高級な靴の底は革で作られている場合が多いですね。
靴が好きな人も革底の靴を選ぶみたいです。
でも、日本において、靴底には革が良いといえるのでしょうか?
もともとレザーソールは、ヨーロッパで普及しました。
ヨーロッパの気候風土がレザーに適していたのと、当時の技術ではゴムの加工技術が未熟だったという理由があります。
ヨーロッパの歩道は石畳が敷かれていますが、日本の歩道は基本的にアスファルト舗装です。
石畳の道にレザーソールは適していますが、アスファルトの道ではレザーソールの相性は最悪なのです。
レザーソールの最大の利点は、水分の吸放出性の高さにあります。
足は大量の汗を出していますので、レザーソールは確かに理想的だといえるでしょう。
湿度の高い日本において、水分の吸放出性の高いレザーソールは超優秀な素材ではあります。
が、同時に雨の多い日本では、レザーソールは最悪な素材でもあるのです。
〇雨の日は絶対にレザーソールの靴を履かない。
〇雨が降りそうな日もレザーソールの靴は履かない。
〇梅雨時期は天気予報を信用せず、レザーソールを履かない。
〇営業などで外回りする時はレザーソールを履かない。
こんなことを言っていると、日常生活ではレザーソールは履けなくなりますよね。
まぁ、運転手付きの生活を送っている方は別ですけど。
アスファルト舗装で雨の多い日本という国では、ラバーソールの方が適していると思います。
昔と違って、レザーの品質もデザインも格段に進歩していますから、靴フェチでなければ、好んでレザーソールを選択する理由はないと思います。
もし靴底が革製ならば、靴の修理店で、靴底の部分に薄いゴムを張り付けるという方法もあります。

靴のクリーニング専門店
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